日々是好日

備忘用読書メモ。主に感想・学んだことなどを記載

ファシリテーションベーシック

 ☆3

板書の本に刺激され、ファシリテーションって面白いのかなと思い、amazonで評価が高かった本を読んでみる。

 

結果、ファシリテーションは面白そうだけど、この本で書かれている内容をすぐに仕事に使えるかというと疑問。

 

ファシリテーターは、会議のコンテンツから離れ、プロセスに注視し、参加者全員が、決まったことに納得できるように会議をコントロールする人のことで、近年重要性が高まっている。

なぜかというと、偉い人やリーダーが議長となって会議を取り仕切ると、特に日本ではどうしてもその人の意見に会議が左右されてしまう。

その場合、その人の意見が正しければいいが、一般論として状況が不安定で未来が見通せない場合は、周知を集めて決めた決断の方が正しいことが多いらしいし、その方が参加者全員の納得感も高いし、結果としてその決定事項に対するコミットメントも強くなる。

ちなみに人は、自分とは異なる答えが会議の結論になっても、言いたいことを言い尽くしたあとであればすんなり受け入れられることが多いらしい。

全員がそうなるようにプロセスを整えるのがファシリーテーターの役目。また、全員の意見をしっかり引き出し、そこから最善の案を導き出すのでは、会議参加者全員の頭脳を100%活用する、意思決定の質を上げるというのもファシリーテーターの役目である。

とここまで読んで面白そうと思ったが、ではなにをするかとなると 以下4点が重要。

 

①論点設定

②真意を掴む

③考えを広げる

④共通項を見つける

 

この4つをどうやってうまくやっていくかについて記載はあったものの内容がだいぶ抽象的というか一般的でイメージがわかなかった。

ただ、議論をしていく中で意見が違うというのは、避けるべきことではなくのぞましいことで、違う意見をぶつけ合う中でより良い案を導き出していくのが会議の意味だし、それをサポートしていくのがファシリテーター

そのためには、意見の衝突があった場合、なぜある人と別の人で意見がぶつかるのか、その意見の中で譲れないものはなんなのか、またそれはなぜなのかを掘り下げて行って、意見がぶつからない点(会社の長期的繁栄を目指そうなど)を軸に、可能であれば妥協ではなく創造的解決策(意見が相違していた人たちの利益がともに満たされる。)を探し出していきましょう。ということを言っているように思えた。

そのためには、(たとえ冗長でなにをいっているかわかりにくい人の発言でも)真意を掴む技術、非言語コミュニケーション(態度など)からメッセージを読み取る技術、自説に固執する人を和らげる技術など諸々磨く必要があるようだった。

 

ファシリテーション面白そうなので他の本も読んでみよう。