日々是好日

備忘用読書メモ。主に感想・学んだことなどを記載

論点思考

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論点思考

論点思考

 

仮説思考が面白かったので、著者の2作目を読んでみる。

仮説思考は問題を解く方法の話だったが、そもそも解くべき問題が間違っていたら意味がないということで、解くべき問題が(論点)をどのように設定するかということが書いてある。

 

論点設定が大事、というのはその通りで面白そう!と思って読んでいたが、読んでいるうちにこれ言い方は違うけど、会社の研修でも口を酸っぱくして言われることだと気がついて、そんなに目新しさがなくなった。

 

そんな中でも面白かった記述は以下

・NY市長のジュリアーニは、市の犯罪を減らすために、まずは強請を減らすことを問題としてとりくんだ。

その心は最初は大きな一歩出なくて良いので早い段階で、解決策を打ち出しやすい小さな問題にすることだった。小さな問題でも解決策が示されれば希望が生まれ、こうどうがうまれ批判的だったものもその変化に気がつき、そのうち協力してくれるようになる。

 

 

・事象、観察事実は論点ではない。クライアントの依頼も論点でないことが多い。

事象:会社に泥棒が入った。

論点:防犯体制に不備があった

依頼:原材料が高騰し、利益が圧迫されているので解決策を考えて欲しい

論点:競合は原材料の高騰が利益圧迫につながっていない。利益が低いのは、商品がターゲットとしていた若年層の人口が減っているため。”どうすれば、従来のターゲット以外の人に買ってもらえるか”を論点にしたほうが良い。

 

・解けない論点にこだわりすぎて、挫折するケースも多いので、まずは解ける論点に集中するのが重要

 

・リソーセスに限りがあるためすべての論点には取り組めない。戦略の要点は捨てること。

 

・駆け出しのコンサルタントはクライアントに反論されると、言い返してしまうが、反論された場合は相手の言い分をまずは聞いて、引っかかっている箇所を理解するのが需要。

 

・部下に課題を振る場合、

①シャチは魚か(仮説に基づいた質問)

②シャチは魚か、哺乳類か(白黒はっきりさせる論点)

③シャチは何類か(オープンな論点)

④シャチはどんな生物か(単なる質問)

③で議論して最終的に②にしてから仕事、プロジェクトを任せることを心がけているらしい。