日々是好日

備忘用読書メモ。主に感想・学んだことなどを記載

わかりやすく伝える技術

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わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

 

 図書館でたまたま目についたから借りてみた

 

参考になる部分も多かったが、中盤以降はちょっと間延びしてた印象。

 

面白かった序盤は、著者が記者から原稿を読む側に変わって、わかりやすくニュースを伝えるために苦心した上で身につけた方法がいくつか記載されていた。

 

著者が主張するわかりやすい説明のルールは以下3つ

・対象化→何も考えず書きたいことをキーワードとして書き出す(できれば付箋に)

・階層化→論理が通るように、対象化で洗い出したポイントを並び替え、柱と枝葉にわける。柱(話の本筋)は3本にするのが良い。

・相手に地図を渡す→説明するときはまず全体像を言って、今から言うことが何なのか相手に理解してもらう。リードを渡すと著者は言っていた。

対象化、階層化で言いたいことを作り、説明する際は全体像を説明してから説明するとわかりやすいということらしい。

 

あとは、文章を書く上、パワポを作る上でのテクニックが多かった。

順不同でポイントを並べていくと以下の通り。

・文章は短く。長くなる場合は2文に分ける。

・接続詞はなるべく使わず、文を並べただけで理解されるものを目指す

・常に受け手のことを考える。

→○○鉄道の料金があがることになりました。というより、

○○鉄道をご利用の皆さん。料金が上がりますよ。と言うほうが伝わる。

・よく理解していれば、何を削れるかを判断できるのでわかりやすく簡潔な説明ができる。それができないのは、よく理解していないから。

・数字は身近な例を。

→主任以上の会議出席回数は7.5回/月です。と言うよりは、主任以上は3日に1回は会議に出てます。のがわかりやすい。

 

パワポによるプレゼンで重要なのは、一目でわかること

→著者はパワポで文章を禁止している。理由は文章にするとつい色々なことを書きたくなってしまうから。パワポにはキーワードのみ記載しているらしい。

パワポを作る手順は以下

まず、ざっと話したい要素を書き出す

リードを作る

目次を作る

一回描いてみる

どこを図解にすればいいか考える。

パワポを作る

パワポに沿った原稿に書き直す

その原稿を箇条書きのメモにする。

・説明は、必ず具体的から抽象的と言う流れにする。

 

最後に著者の情報収集方法が書いてあった。物知りと言われる著者だが特別なことをせず地道に新聞、雑誌、WEBから情報を入手しているらしい。誰もが入手できる情報を分析し加工することでインフォメーションをインテリジェンスにかえることができるとのこと。