日々是好日

備忘用読書メモ。主に感想・学んだことなどを記載

知的生産の技術

☆3 

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

 

 野口先生の超整理術でおすすめされていて読んでみる。あと最近、弁護士、会計士にならない文系の企業での付加価値ってなんだろうと考えることもあり、そのヒントを得るためにも読んでみる。

 

結果、期待はずれだったという印象。

 

知的生産とは、頭を働かせて、何か新しい事柄および情報を人にわかる形で提供すること。つまり情報に人間の知的情報処理力を作用させて新しい情報を作り出すこと と著者は定義する。

それをうまくやるための普遍的な技術とはなんなんだ?と期待して読んで見たものの、結局は知的生産技術には王道がなく、常に考え続けるのが重要とのこと。

そのためのサポート方法として、京大式カードの活用をおすすめしている。ノートに書いた知恵は死蔵してしまうが、カードは気軽に繰り返し見れるので、常に活用できるし、カードをきって(順番を入れ替えて)みてみることで、得た知恵が新しい形でつながりを生んで、素晴らしい発想が生まれることがある。らしい。

 

これだけ聞くと面白そうだけど、著者がいうには、著者のやり方を真似てカードを使い始める人で効果がなかったという人もいるがその人たちは継続が足らなかったとのこと。1万枚くらい一気に買って使い切る気持ちでやらないと。

と言われれるとハードル高すぎてなかなかできない。

 

昔に出版されていまもまだ絶版になってない本は面白いのが多い印象だけど、この本はあんまりだった。

 

参考になったのは著者の本の読み方。

必ず完読。しかもテンポよくよむ。1回目は面白いと思った箇所、論理の展開上重要と思った箇所に線を引く。読了後は机にしばらく(3日から数週間)本を置いておいて、時間ができたときに線を引いた箇所を拾い読みして、ノートを書いていくというもの。要は2回読んでいるわけで、そのほうが内容が自分に定着すると著者は感じていたらしい。