日々是好日

備忘用読書メモ。主に感想・学んだことなどを記載

本を読む本

☆3 

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

 

 

ブログを始めて思うのは、効率的なメモを取りながら本を読むのはなかなか難しいということ。何か良い方法はないかと思って、古典だがオススメされていたこの本を読む。

 

結果、メモの取り方はあまり記載がないが本の読み方については、かなり具体的な方法論まで記載してあり勉強になった。

 

簡潔に内容をまとめると以下の通り

 

読書が成功するか否かは読み手が書き手の伝えようと思っている内容をどこまで理解できるか次第。

そういった観点で、読書の成功を定義すると読書には積極性が必要。

積極性とは読みながら以下の点を書き手に質問し、その質問を自分で本の中から見つけ出して来ること。

①全体として何に関する本か

②何がどのように詳しく述べられているか

③本は全体として真実か、あるいは部分のみが真実か

④本が情報を与えてくれたとしたら、なぜ著者はその情報を与えようと思ったのか

 

それをやるために、読み方を4つのレベル(初級、点検、分析、比較)にわけていて、それぞれどういうことをやるべきかということを書いてある。

ただ、読み方は説明してくれるが、最後の方に世の中の99%の本は、単に情報を与えるだけのものなので、拾い読み(レベル2)で十分。再読が必要で本当にレベル3に値する本は100冊くらいしかない。と著者は主張する。となるとレベル4(比較読み)が必要な本は何冊になるのだろう。。

というわけで、分析読書の方法以降はあまりしっかり読まなかった。

 

その中で真似をしようと思ったのは以下の技術

・速読方法

前提としてレベル2の点検読みは、精読するのではなく著者の主張を大まかに掴むために行う。そのためには速読の方がよいらしい。普通の人は1行読むのに、目が2、3回とまってしまうらしいが、ボールペンで読むところをさしながら読んでいくと目が止まらずに読めるので若干早く読める。またこれは集中力を増す効果もある。

→試してみたら実際に集中して読めて、速度も上がった気がしたので今後も継続してやってみる。

 

・拾い読み(点検読み)の方法

目次、前書き、後書き、章ごとの最終ページをまず読む

そして、何を言おうとしている本なのか、いうためにどういう論理展開をしているのか

を掴む。できればそれを自分の言葉で2、3行で述べる。難しければ最初は章ごとに何を言おうとしているのか抑える。

要は、頭から最後まで読もうとせずに、本から情報(著者の主張)を効率よく抜き出して来ましょう。ということ。

 

著者の言う通り、大半の本はこれで事足りるのかも。最近読みたい本がたまってきたので、試しとして今後何冊かは拾い読みだけでこの書評を書こうと思った。