日々是好日

備忘用読書メモ。主に感想・学んだことなどを記載

ハーバードでいちばん人気の国の日本

☆3 

トヨタ、新幹線の例など従業員を大切にし能力を100%活用できている

政治、社会体制的に中国より親近感があり訪れやすい

京都、広島に興味がある

 

あたりのことが書かれているのかと思ったら、案の定そうだった。あんまり目新しい情報がなくて面白くなかった。

 

上記に加えると、最古の会社ががある(金剛組)、先物取引場を世界で最初に作った、高齢化・バブル崩壊など課題先進国である。あたりが興味を引くところらしい。

 

他は、グリーや楽天ANAが今はこういう理由でケーススタディに使われてますよ。というケースの紹介があったくらいかな。

 

最後の日本の強みや改善点も以下の通りで、一度は聞いたよな。という感じ。

強み:高い教育水準、分析好き、美的センス、人を大切にするマインド・改善精神、環境意識・自然観、社会意識

改善点:グローバル化、若手・女性の活用、イノベーションの創出

 

ハーバードのケーススタディに取り上げられる日本企業の事例をざっくりと知りたいという人以外はあまり読む意味ないかな。

速さは全てを解決する

 ☆3

速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

 

ゼロ秒思考が面白かったので、著者の他の本も読んでみた。

結果、ゼロ秒思考ほどは面白くなかった。

 

本書は、タイトルは速さは全てを解決する。だが、なぜそうなのかという説明はあまりなく、著者が仕事を速くする上で工夫している点がいくつか紹介されているものだった。

 

速さは全てを解決するという考えの根拠を強いて言えば、

日本は上司が部下に仕事を振るのがすごく下手。上司がよく考えていない、アウトプットが分かっていないから、曖昧な指示しか出せずに結果、自分の考えていたものと違うものが出てきて部下にやり直しをさせるということが多発している。それが日本のホワイトカラーの生産性が低い大きな要因の一つ。

上司の仕事の振り方を改めさせるのはむずかしいので、防衛策として荒くてもいいから速く仕事をして早めに上司に確認しながら進めましょう。そのためにも速さは重要というものだった。

まぁその辺は、わざわざ本で言われなくても。。。ってかんじ。

 

あと速さを出すためには、ツボを押さえるとか全体像を押さえるとか丁寧にやりすぎないとか、そりゃそうだよね。という記述が多かったが、では具体的にツボを押さえるとはどういうことで、どうやればそれを効率的に速くできるかについてもあんまり記述がなかった気がする。

 

そんな中でも使えそう、心がけようと思ったことは

・議論になったら、常に2軸、3軸のフレームワークを使う。

 

・単語登録をして、おつと打つだけで、おつかれさまです。○○です。と入力されるようにする。

 

・過去のメールや資料で引用できそうなものは、再利用フォルダに入れておいてフォーマットだけでもいいから積極的に再利用する。

 

・PPTを作るときは、0秒思考の要領でメモを作り頭の中の考えを全て書き出してからそれを整理していくと速く作れる

 

・言いにくいことがあっても、遠慮せずに、考えすぎずにいう。言わないとあとで問題が発覚して余計に手間がかかったり、心に引っかかっていて集中できずにパフォーマンスが落ちてしまう。

 

・相手の言い分がわからない場合、丁寧にしつこく質問して理解する。

その際、好意と尊敬を持って質問しないといけない。説明のわかりにくい変な人だとか、上から目線で質問するとすぐに相手に気がつかれて、感情面などでいらぬしこりを残し余計に時間がかかる。

 

・会議はすべて時間を半分にできる。なぜなら会議は、だらだらと発言する人や、論点をずらして発言する人がかならずいるが、時間が限られていると意識するとそういう人が少なくなるから。

 

・5分、10分の会議はなど、30分単位でなく短い時間の会議も設定する。

 

・会議や人前で発言したいときは、言いたいことの要点を事前にメモ書きして手元に置いておくと無駄に慌てたり、喋りすぎたりしないで済む。

 

・人より半歩でもいいから先を行くことを意識する。会議を設定するなど非常に小さいことでもいい。先にいるということが余裕を生み、それが好循環につながる。

 

・時間の許す限り、その日にやらなくて良いこともその日にやっておく。

 

また著者曰く、あるテーマについて週1、2回、半年ほど=計30ー60回ほどブログを書くと、そのテーマについて講演や執筆の依頼が来るらしい。どこまで本当なのかは置いておいたとしても、自分が全く素人のテーマにでもそうやって勉強を続ければ、ある程度は語れるようになるようで、実際に著者はそういうことをやっているらしい。新しいことでも怖がらずに色々な勉強するのは大切だし、見習いたいと思った。

論点思考

 ☆3

論点思考

論点思考

 

仮説思考が面白かったので、著者の2作目を読んでみる。

仮説思考は問題を解く方法の話だったが、そもそも解くべき問題が間違っていたら意味がないということで、解くべき問題が(論点)をどのように設定するかということが書いてある。

 

論点設定が大事、というのはその通りで面白そう!と思って読んでいたが、読んでいるうちにこれ言い方は違うけど、会社の研修でも口を酸っぱくして言われることだと気がついて、そんなに目新しさがなくなった。

 

そんな中でも面白かった記述は以下

・NY市長のジュリアーニは、市の犯罪を減らすために、まずは強請を減らすことを問題としてとりくんだ。

その心は最初は大きな一歩出なくて良いので早い段階で、解決策を打ち出しやすい小さな問題にすることだった。小さな問題でも解決策が示されれば希望が生まれ、こうどうがうまれ批判的だったものもその変化に気がつき、そのうち協力してくれるようになる。

 

 

・事象、観察事実は論点ではない。クライアントの依頼も論点でないことが多い。

事象:会社に泥棒が入った。

論点:防犯体制に不備があった

依頼:原材料が高騰し、利益が圧迫されているので解決策を考えて欲しい

論点:競合は原材料の高騰が利益圧迫につながっていない。利益が低いのは、商品がターゲットとしていた若年層の人口が減っているため。”どうすれば、従来のターゲット以外の人に買ってもらえるか”を論点にしたほうが良い。

 

・解けない論点にこだわりすぎて、挫折するケースも多いので、まずは解ける論点に集中するのが重要

 

・リソーセスに限りがあるためすべての論点には取り組めない。戦略の要点は捨てること。

 

・駆け出しのコンサルタントはクライアントに反論されると、言い返してしまうが、反論された場合は相手の言い分をまずは聞いて、引っかかっている箇所を理解するのが需要。

 

・部下に課題を振る場合、

①シャチは魚か(仮説に基づいた質問)

②シャチは魚か、哺乳類か(白黒はっきりさせる論点)

③シャチは何類か(オープンな論点)

④シャチはどんな生物か(単なる質問)

③で議論して最終的に②にしてから仕事、プロジェクトを任せることを心がけているらしい。

 

 

わかりやすく伝える技術

 ☆3

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

 

 図書館でたまたま目についたから借りてみた

 

参考になる部分も多かったが、中盤以降はちょっと間延びしてた印象。

 

面白かった序盤は、著者が記者から原稿を読む側に変わって、わかりやすくニュースを伝えるために苦心した上で身につけた方法がいくつか記載されていた。

 

著者が主張するわかりやすい説明のルールは以下3つ

・対象化→何も考えず書きたいことをキーワードとして書き出す(できれば付箋に)

・階層化→論理が通るように、対象化で洗い出したポイントを並び替え、柱と枝葉にわける。柱(話の本筋)は3本にするのが良い。

・相手に地図を渡す→説明するときはまず全体像を言って、今から言うことが何なのか相手に理解してもらう。リードを渡すと著者は言っていた。

対象化、階層化で言いたいことを作り、説明する際は全体像を説明してから説明するとわかりやすいということらしい。

 

あとは、文章を書く上、パワポを作る上でのテクニックが多かった。

順不同でポイントを並べていくと以下の通り。

・文章は短く。長くなる場合は2文に分ける。

・接続詞はなるべく使わず、文を並べただけで理解されるものを目指す

・常に受け手のことを考える。

→○○鉄道の料金があがることになりました。というより、

○○鉄道をご利用の皆さん。料金が上がりますよ。と言うほうが伝わる。

・よく理解していれば、何を削れるかを判断できるのでわかりやすく簡潔な説明ができる。それができないのは、よく理解していないから。

・数字は身近な例を。

→主任以上の会議出席回数は7.5回/月です。と言うよりは、主任以上は3日に1回は会議に出てます。のがわかりやすい。

 

パワポによるプレゼンで重要なのは、一目でわかること

→著者はパワポで文章を禁止している。理由は文章にするとつい色々なことを書きたくなってしまうから。パワポにはキーワードのみ記載しているらしい。

パワポを作る手順は以下

まず、ざっと話したい要素を書き出す

リードを作る

目次を作る

一回描いてみる

どこを図解にすればいいか考える。

パワポを作る

パワポに沿った原稿に書き直す

その原稿を箇条書きのメモにする。

・説明は、必ず具体的から抽象的と言う流れにする。

 

最後に著者の情報収集方法が書いてあった。物知りと言われる著者だが特別なことをせず地道に新聞、雑誌、WEBから情報を入手しているらしい。誰もが入手できる情報を分析し加工することでインフォメーションをインテリジェンスにかえることができるとのこと。

 

ゼロ秒思考

 ☆4

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

 どこかのブログで取り上げられていたから読んでみる。

 

読み終わった当初は、ふーんって感じで半信半疑だったが、実際に言われたことをやってみると頭がスッキリして結構効果あるかも。

 

著者の主張はだれでも深く考える知能を持っているが、深く考えるスキルを身につけていないからそれができないだけだというもの。

 

深く考えるのを妨げているのが、浅い考えでぐるぐる循環する思考。

それを避けるためにやるのが、考えていることを強制的にメモに書き出すという著者がこの本で進めているやり方。

詳しくは本にゆずるが、A4に1分で考えていることを書き出す。ポイントは、頭に浮かんだことをそのまま書き出すというもので前後関係や整理を気にしなくて良い。

これを1日10回やる。というのが本で紹介されている大まかなやり方。

 

これをやると

悩んでいたことがスッキリして頭が整理される

自信が出てポジティブになる

腹立たなくなる

急に成長できる。

と著者は主張する。

 

それぞれ理由を説明していたが、ふーんって感じでだったが、とりあえず昨日、今日と5枚ずつ書いてみた印象は、気になっていたことがメモに書き出してみるとその後は不思議と気にならず頭がすっきりしているということ。

 

自分は試してないけど、すごく腹立たしいことがあっても10分間それについて考え続けてメモを書き続けるというのはなかなか難しいらしく、書き終わる頃にはだいぶ心が落ちついているらしい。普通腹立たしいことがあったら10分以上心がとらわれることを考えると、本当にメモを書いただけで10分程度でおさまるのであれば、だいぶ効率的だ。

信号待ちしているときなど隙間の時間をうまく使えるというのもこの方法のメリット。これからも続けてみよう。

 

内容は、普通のビジネス本だけど、試してみて効果があったので星4。

 

*今回よんで日数が経ってしまったこともあるが、付箋だけ貼っといてあとで内容を拾い読むというのは結構難しいし、実際に内容を忘れてしまっている(読んでから火を開けすぎたこともあるが)。

めんどくさいけど、論理の展開をしっかりメモしながら読んだほうが、少なくとも自分としては内容理解・整理が進むようだ。

 

勝ち続ける意志力

 ☆5

なんかのブログで絶賛されていたので読んでみる。

 

結果、すごく面白かったし勉強になった。

1981年生まれで日本人初のプロゲーマー。98年に17歳で世界一になって、その後も(一旦はゲームを離れたが)勝ち続け、2010年には、世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマーとしてギネスに認定される。

その著者が、勝ち続ける秘密や、生い立ちから現在に至るまで考えていたこと、大切にしていることを記載してるのがこの本である。

 

著者が曰く、一定期間勝つのは比較的簡単だけど、長期間勝ちつづけるゲーマーはほとんどいないらしい。著者は主にスト2をやっているっぽいが、3、4年で新シリーズがでてこれまでの経験が使えなくなるのも勝ち続けるのが難しい一因らしい。

 

勝ち続けるというかプロゲーマーとして著者が大切にしている点は以下

・常に変化する。→得意の勝ちパターンをすてていかに勝つかを追求する

・いい手法はすぐに真似されてはやる世界で常に勝ちつづけさせてくれるものは何か。

→新しい戦術を生み出す努力であり、発見に必要なノウハウ。

大体の人は自分が苦労して生み出した一つの戦術に固執してしまうのでそのうち勝てなくなる。

・メンタルバランスをキープする

→勝って天狗にならず、負けて卑屈にならず。刹那的な結果に左右されず、勝つための努力を続ける。

・安易な道、裏技は使わない

→安易な道を使うと10までにしかたどり着かない。自分は10に常に勝てるように11、12、13の力をつけることを目指していて、そのためには地道な研鑽を重ねるしかない。

 ・楽な道はない

→人よりも強くなりたかったら人一倍練習しないといけない。

 楽して安易な道で起きな何かをつかむことはできない。

梅原大吾の最大の武器は何か

→どれだけ殴られても諦めずに起き上がって戦うところ。

・やることはすべてやる

→コーチもない中で自分で 、どうすれば自分は今以上に強くなれるか、できることをかたっぱしから試していって、うまくいくやつだけを取り入れるというやり方をしている。迷路で言えば、右の壁に沿って歩きつづけてゴールにたどり着くようなもの。

・精神的プレッシャーをかけて相手に勝とうとしない。

相手を弱くすることより自分を強くする努力をしているので、勝負の時は正々堂々と姑息なことをせずに戦う。

・変化なくして成長なし

→どんな小さいことでも1日一つの変えてみる。帰り道の方法であったり、定食のメニューであったり。小さいことを抵抗なく変えるくせをつけることで、大きな習慣も変えやすくなる。

・考え抜く

→考えることをやめなければいつかは出口までたどり着く、けどこれができない人が多い。勝てない人は飛んでる鳥を見たときに鳥は飛べるんだ。でそれ以上考えない。なぜ飛べるんだ?翼はどういう働きをしているんだ?など考えて間違えでもいいから自分なりの答えにたどり着くことが重要

・人の目を気にしない

人の目を気にしていたら、うまくいかず諦めてしまう時が来る。「あいつあんなにやってるのにまだ結果にがでないよ」という人は必ずいるから。

諦めなければ結果が出るとはいいきれないが、諦めずにつづけていれば人の目が気にならなく日が来るのは確か。そして人の目が気にならない世界で生きることは本当に楽しい

・最も競争が熾烈なゲームを選ぶ。

自分は勝つための、勝ってちやほやされるためにゲームをしているのではなく、自分を成長させるためにゲームをしている。流行っているゲームは競争が熾烈でライバルが強いので挑戦のしがいがある

 

などなど、いいなと思った文言を書いて言ったらきりがないので、この辺で引用は終了。

結局は、貪欲に自分の成長を求め続けることが重要で

そのためには常に努力すること(けど、その努力は受験勉強のように1年はできるけど長期間はできないというのはダメで、すくなくとも10年はできる努力の量にすること)や

常に過去の成功を捨てて自分を変化させていくこと

目の前のことを精一杯がんばること

などが重要ということを言っているんだと思った。

 

ちなみにこの方、一時ゲームを離れた麻雀の世界に3年ほどどっぷりハマってトッププロ級の腕前になったそうだが、麻雀は積極的に戦える人間が結局は結果を出すらしい。忘れないようにしよう。

 

 

プロの残業術

 ☆3

文庫 プロの残業術 (草思社文庫)

文庫 プロの残業術 (草思社文庫)

 

 

今後も残業規制が進んで、ますます残業悪って感じになってできなくなっていくんだろうな。あまった時間で何やるのがいいのかなと考えていた矢先、この本を見つけて読んでみる。

 

結果、一流のビジネスマンは時間外に一体何をしているのか?という副題に対する答えは「仕事」だった。

 

普通のビジネスマンではなくデキるビジネスマンになりたいのであれば、他の人が休んでいる間に仕事のことを考えなさい。自分はそうやって成功を勝ち取ってきた

という本だった。

 

ちなみに、日本人は労働時間が長いと考えられているがそれは過去の話で、休日が多いこともあり、2010年の調査では、年間労働時間は1703時間でフランスの1478時間よりは多いが、アメリカ1778時間、イタリア1775時間より短いらしい。

バブルの頃は2100時間で、韓国はいまもこれくらいの労働時間らしい。

 

よく働く人を尊敬するというのは、少なくともアメリカでも同じで、著者はアメリカで働いていた際、英語が下手な中超長時間労働をすることで尊敬を勝ち得てきたらしい。

 

空いた時間も仕事すべしと考える著者のロジックは以下の通り

*本に明記されていないが、おそらく前提として自分の手持ちのスキルでグローバルにどの会社に行っても活躍できる(したい)グローバル優秀人材になりたい人向けに言っている。

 

・ライバル(特に他国)は残業している

・残業をするなというのは残業代を減らしたい企業側の論理

・ゆとりの教育で余った時間を有効活用して、何かを伸ばしたという話をほとんどきかない。残業を減らせはそれと同じ香りがする。

・人が職場で苦しむのはストレスであって時間ではない。

 

やっぱり、ブログを書くために読み返して思うのは、あんまロジックなく自分の言いたいことを言っているだけの本だったかな。

 

第1章の見出しが、「スキルの高さはかけた時間に比例する」だけど、章の中では、スキルを得るには盗むしかない、盗むには時間がかかるだからスキルの高さはかけた時間に比例する

ということを一例をあげて述べているだけだもんな。

 

面白かったのは

人間は与えられた時間を使い切るように仕事をする というパーキンソンの法則と言われるものがあるらしいとわかったこと。

 

言いたいことはわかるけど、、、いろいろ考えさせられる本だった。